瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

May 20, 2021

水中ドローン試運転2回目

 posted by marikok

試運転2回目はアームを装備して海藻を採取しました。

初めての挑戦でしたが、難なく成功しました!ヤツマタモクやコナハダの仲間が採れました。

採ってきたヤツマタモクに、きれいな色のワレカラが付いていました!海藻にはいろいろな動物が付いているので、丹念に探してみると思いがけないものが見つかることがあります。

この水中ドローン(ROV)は水深150mまで潜行できるので、海底の観察やちょっとしたものの採集など、実習や研究で活躍してくれそうです!お楽しみに。

May 18, 2021

水中ドローン試運転1回目

posted by marikok

瀬戸臨海実験所で水中ドローン(ROV)が使えるようになりました!

実験所そばの北浜に所員で集まって試運転したので報告します。

まずはケーブルをつないで海に投入します。水中ドローンにコントローラーを接続して、スマホでリアルタイムにカメラの映像と水深や水温データを見ることができます。


まずは海中を観察してみましょう。5月なので、海底には海藻が繁茂しています。
透明度は悪くないですが、LEDライトを点けたほうが海藻の色は鮮やかに見えます。

礫や砂などの底質の様子もわかります(スケールがあると礫径を測れそうですね)。

たまたま魚群も撮影できました!

動画はブログ用に画質を落としていますが、もともとの画質だと魚種もわかります(写真はクロホシイシモチ)。

水中ドローン試運転2回目も掲載します。次回はアームを装備する予定です。



Apr 24, 2021

森里海連環学実習IV(その3)

 posted by marikok

2021年3月25~29日に行われた森里海連環学実習IVの続編記事です。

4日目はお待ちかねの海!でしたが、大雨予報ということで、雨が降る前に実験所そばの番所崎海岸で調査しました。

撮影の余裕があまりありませんでしたが、生き物を少しだけ紹介します。

棘が白っぽく写っていますが、ツマジロナガウニです。真ん中に小さな三叉状の棘(叉棘)が見えますが、これで体表面のクリーニングなどをするそうです。


これはオオヘビガイですが、口から左上に向かって細い粘液糸を出しているのが見えるでしょうか?ちょうど、赤色の小さなものが付着していますが、このように付着したものを引き寄せて食べます。


雨が降ってきたので実験室に逃げ帰り、生物の同定とデータ整理を行いました。


最終日は、調査結果と考察をまとめてのZoom発表会を行いました。実習生各自の着眼点で考察を展開してくれ、議論が盛り上がりました!

今回は気を付けなければならないことがたくさんありましたが、参加者全員の協力があって、何とか無事に終えることができました。

お疲れさまでした!