瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Jun 2, 2017

posted by AA

 京都大学大学院における森里海連環学教育プログラムは、森と川と海、そして人間との深く密接な連環の解明をめざす研究の理念を基盤として、高等教育を行うために、2013年に始まりました。詳細は下記を参照。

©京都大学森里海連環学教育ユニット


このプログラムは毎年順調に進行し、2016年度末までに141名の修了生を出すまでになりました。大学院生の所属も、農学研究科、人間・環境学研究科、地球環境学舎、経済学研究科、工学研究科、アジア・アフリカ地域研究研究科、公共政策大学院と、多岐にわたっております。また修了生の就職状況は、2016年度10月までに中央官庁11名(うち外国の中央官庁5名)、地方自治体4名、国内の大学7名、日本の企業32名、海外企業3名となり、社会のさまざまな場で活躍されています。

 2016年度は大学院に38の科目を開講し、継続の54名に加え、新たに61名の大学院生を受け入れました。課程別にいうと、修士課程は96名、博士課程は19名でありました。こうした科目提供に加えて、インターンシップ補助金を28名、国際学会発表補助金を16名に支給しました。

 また本年度はこうした森里海連環学を基盤とする教育活動や研究成果の発表の一環として、京都大学・日本財団 森里海シンポジウムとして「森里海連環の中で食を学びつたえる」(滋賀県近江八幡)と「国際連携を通した森里海連環学研究と実践活動の可能性」(京都大学)で開催しております。また森里海連環学国際セミナーとして、「国際連携を通した森里海連環学研究と実践活動の可能性」(タイ国バンコク)、“Seminar on Studies on the Connectivity of Hills, Humans and Oceans (CoHHO) toward new Agricultural Landscape Design”(ベトナム国フエ)を開催しました。


 こうした多彩なプログラムを通じて、本事業が多数の優秀な人材を輩出し、そうした人材が生態系間の連環を重視した視点から実践的な活動を社会で行い、国際的にも活躍することを期待しています。

 少し遅くなってしまいましたが、ひとつご報告です。  昨年度の修了式は、本年の3月23日に行われました。その様子を写真にて紹介いたします。

       森里海連環学教育ユニット ユニット長

                   朝倉彰































No comments:

Post a Comment