瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Aug 18, 2016

シンガポールでの学会 The Crustacean Society Mid-year Meeting(その2)


posted by AA

 シンガポールでの The Crustacean Society Mid-year Meetingのようす(続き)です(写真は一部、大会委員会撮影のものを許可を得て使わせていただいております)



会場となったシンガポール大学のNgee Ann Kongsi Audetorium 




Plenary sessionには次の講演がありました。

Plenary 1: Fun with fiddler crabs: model organisms for hypothesis testing
Plenary 2: The role of Hox genes in crustacean development and evolution
Plenary 3: From NGS barcodes to water eDNA: how next-generation-sequencing will help with biodiversity exploration and monitoring



全体には次のようなセッションがありました。

Session 1 – Symposium on Crustacean Behaviour
Session 2 – Ecology
Session 3 – Biodiversity and Biogeography
Session 4 – Systematics (Part 1): Phylogenetics
Session 5 – Biology & Evolution
Session 6 – Symposium on the Biology of Barnacles
Session 7 – Systematics (Part 2): Taxonomy
Session 8 – Conservation of Brachyuran Crabs
Session 9 – Special Session on Southeast Asian Carcinology



今回の組織委員会代表をつとめられたDr. Darren CJ Yeo (National University of Singapore)。シンガポールの新進気鋭の甲殻類研究者です。開会の挨拶をしました。




現在のThe Crustacean Society の会長であるBrian Tsukimura さん(California State University, USA)。日系4世の方です。




Shirley Lim さん(Nanyang Technological University, Singapore)。次期のThe Crustacean Society の会長です。



Shirley Lim さんはPlenary talkも務められました。この方はスナガニ類を始めとして、手広く十脚甲殻類の生態学の研究をしています。猛烈に精力的な方で、生物学国際オリンピックの委員も務められていて、この学会が終わるやいなや、ベトナムに出かけられていました。


私は午後のセッションの司会進行役。



日本人にもおなじみのHsi-Te Shihさん (National Chung Hsing University, Taiwan)。オカヤドカリ類の系統分類の発表をされていました。


淡水エビの分類学で知られるYixiong Caiさん(National Biodiversity Centre, Singapore)。日本でも琉球列島のエビの研究をされていました。





参加者全員の集合写真です。





ポスターセッション。左奥の白髪の人はオランダの C.H.J.M. Fransenさん(Naturalis Biodiversity Centre, Leiden, The Netherlands。以前 ライデン自然史博物館と言っていたところで、シーボルトの収集による日本産の甲殻類の標本が多数所蔵されているところです)。






Dwi Listyo Rahayuさん(Indonesian Institute of Sciences, Lombok, Indonesia)。東南アジアのヤドカリ類の分類学の第一人者です。若い頃フランスに留学されていて、世界的に高名なヤドカリ類の分類学者であるJacques Forest氏 (Muséum national d'histoire naturelle, Paris.  1920 – 2012)に師事されていました。

Western Australian Museumの高名な十脚甲殻類研究者であるDiana Jonesさん。現在は同museumのExecutive Directorを務められています。




瀬戸臨海に滞在中のAmr Zeina氏(Al-Azhar University、エジプト)の発表の様子です。


懇親会の様子。手前左は高名なアナジャコ類を始めとする甲殻類の分類学者のGary Pooreさん(Museum Victoria, Australia)



懇親会を進行させるTCS会長のTsukimuraさんと次期会長のLimさん。




今回のシンガポールでの学会を記念して、アジアの巨人ことシンガポール大学教授のPeter Kee Lin Ng さんに、記念品が送られました。この方が現れたおかげで、東南アジアの十脚甲殻類を始めとする甲殻類の研究が著しく進展しました。



Peter Kee Lin Ng さんの挨拶。
Acknowledgements
    
    Special thanks to the organizing committee of TCS Mid-year Meeting for permission to use photographs.   ©TCS Mid-year Meeting, Singapore







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