瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Aug 24, 2015

気仙沼でのポケゼミ(その1)

posted by AA & Tomo

 本年もポケゼミで8月18日から5日間の日程で気仙沼に行ってきました。

1日目は、お昼に一ノ関駅に集合したあと、レンタカーを借り一路気仙沼へ。舞根にある森里海研究所にあるNPO法人「森は海の恋人」の事務局に向かいます。そこで、理事の畠山重篤さんと副理事の畠山信さんのお出迎え。そしてポケゼミが始まりました。

このNPO法人「森は海の恋人」については、そのホームページ(http://www.mori-umi.org/about/)に以下のように設立の趣旨が述べられています

-----引用ここから-----

NPO法人 森は海の恋人は、環境教育・森づくり・自然環境保全の3分野を主な活動分野ととする特定非営利活動法人です。さまざまな環境問題が深刻になりつつある現在、自然環境を良好な状態にできるか否かは、そこに生活する人々の意識にかかっています。私たちは、普段の生活でほとんど省みられることのない自然の雄大な循環・繋がりに焦点を当てた事業を展開し、森にあって海を、海にあって森を、そして家庭にあって生きとし生けるものすべての幸せを思える人材を社会に提供しつづけていきたいと思います。
-----引用ここまで-----


このゼミの概要について説明をされる畠山信さん。



 そのあと、畠山重篤さんのご案内で大震災のあとに大きな地盤沈下がおきて、新たにできた湿地に連れていっていただきました。ここには、絶滅危惧の水生植物や魚類が住みつくようになったそうで、専門の研究者が定期的にモニタリングして、その生息状況を調べているそうです。





2日目は、まず畠山信さんによる講義。大震災の時の体験談や、NPO法人「森は海の恋人」の設立理念などについて、話されました。





そのあとは、船にのって畠山さんのカキ養殖イカダへ。 ここでカキ養殖に関する説明を受けます。





次いでプランクトンネットを使って、プランクトンの採集。このあと研究所に戻って顕微鏡で観察したところ、多数のコペポーダが採集されていました。





そのあと船で対岸の九九鳴き浜へ。ここは砂が非常に細かく、歩くとキュッキュッという音がして、砂が鳴いているようなので、この名前があります。ここでは、タモ網を使って、どのような生物が生息しているかの調査を行いました。




採集された生物を集めて観察しているところです。ヨウジウオ、ギンポ、エビジャコ、ヒラツメガニなどが採集されました。




夕方は研究所に戻って、今、養殖イカダからとってきたカキを使って、カキむきの実演。これには複雑なテクニックが必要です。






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