瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Dec 1, 2014

第11回大型クラゲ国際ワークショップ(1日目)

posted by marikok

11月25、26日に大型クラゲ国際ワークショップに出席しました。このワークショップでは、日本・中国・韓国で大きな社会的影響を及ぼす大型クラゲ(特にエチゼンクラゲ) に関する情報交換や今後の研究協力を目的として、毎年さまざまな方面からの研究成果が報告されます。

[青島特産海蜇]
今年は、中国の西安で開催されました。わたしは青島を経由したので、中国でよく食されている海蜇(ハイチャン)を買うことができました。後で中国の研究者にきいたところ、これはビゼンクラゲだそうです。ビゼンクラゲはクラゲ種の中で最も人気が高く、価値も高いのですが、最近少なくなってきているそうで、近海で放流しているとのことです。


[ワークショップ会場]
空港から1時間弱ほどで西安市街にある会場のホテルに到着しました。町の中心部にあり、各国の要人も宿泊したことがある有名なホテルだそうです。






[ワークショップ開始]
朝9時よりワークショップ開始。まずは3か国の代表者からスピーチがあります。各国の水産系の研究所をはじめ、大学からも参加者がありました。今回は例年よりかなり少人数(35人)でしたが、濃い内容の議論が期待されます。




[通訳ブース]
会場内での発言は、全て各国の言葉に同時通訳されます。専門用語についても把握してもらう必要があるため事前に発表内容を送る必要がありますが、この体制のおかげで円滑に議論できます。1日目は、各国のエチゼンクラゲの分布調査結果とシミュレーションによるクラゲの輸送経路推定に関する発表があり、出現傾向やその予測方法、また発生源についても議論されました。

[夕食開始]
その晩は、ホテルのレストランでの夕食でした。写真は青島ビールと白酒です。中国ではカンペー(乾杯)というと本当に飲み干すのがマナーですが、そのためにすごく小さいグラスを用意してくれています。この席では、普段会えない海外の研究者と交流を深めることができました。中国の皆さんのおもてなしに感謝です。謝謝!