瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Sep 10, 2014

公開臨海実習「発展生物学実習」(+京都大学臨海実習第二部)⑦

アーウィンループを作成しても,観察対象がいなくては実習は始まりません.

ということで, 


フジツボから! 


砂の中から! 


メイオベントスを採ります! 


今回の目玉生物はコチラ. 


チリハギガイという,体長数ミリの寄生性二枚貝です.

普通はイガイ類に寄生しているという話なのですが,

なんとヒザラガイの表面をガリガリ削ってみたところ,

この貝が得られました. 


殻の中の黒くなっている部分では,

稚貝を育てているそうです. 


最後は朝倉先生による甲殻類の解剖.

磯に普通に見られるホンヤドカリを解剖し,

その機能形態や,体節性を学んでもらいました.

まずは殻を割って中身を取り出さなくてはなりません.

そのために使ったのが... 


この... 


万力っ!! 

実に優秀な対ヤドカリ兵器のおかげで,

このように硬い殻に引きこもったヤドカリも,無傷で白日の下にさらされました.

ちなみに,事前に採集したアルコール標本を用いています. 


このように,ピンセットで体節の付属肢を一本ずつ解体し, 


顕微鏡で観察します.

体節ごとの形態の違いを学んでもらいました! 


最後に,朝倉先生のセミナーで,

実習課題はおしまい! 


お疲れ様でした!

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