瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Sep 10, 2014

公開臨海実習「発展生物学実習」(+京都大学臨海実習第二部)③


久保田先生のプランクトン実習.

多くの海洋生物は間接発生を行うため,

親と子の形が全然違います. 



こちらは,親と子のそれぞれの写真から,

親子関係をつなぎ合わせる作業中. 



おお,なかなか大きめのクラゲが採れたようです.

最近,久保田先生は田辺湾で採集されるクラゲを長年連載で紹介されていますが,

最近,そのまとめがご著書として発売されました. 



「魅惑的な暖海おクラゲたち~田辺湾(和歌山県)は日本一のクラゲ天国~」

http://book.akahoshitakuya.com/b/4907841159 


要チェックですよ! 


翌日は畠島へGO! 


天気にも恵まれました! 


たまには畠島の風景をご紹介しましょう.

こちらは畠島北西部に位置する小丸島.

潮がよければ,この小丸島へも歩いて渡れます! 



小丸島を超えて,その先の部分まで来ました.

画面右上に見えるポコッとした島は,

わが実験所の在る番所崎の先端の塔島です. 


途中の泥岩帯で,足元の岩を割ってみると... 


このような穴が開いています.なんじゃこら. 


犯人はこいつ!コツブムシですね. 


ダイオウグソクムシと同じ等脚類で,ダンゴムシの仲間です.

泥岩に穴を開けて巣にしているのですが,

瀬戸内海のある島では,彼らによる激しい穿孔圧のせいで,

島自体がなくなってしまったとか! 


小さいながら,島ひとつを消してしまう破壊力を秘めた巨虫です. 


他にも,穿孔性のホシムシなどもみられました.

一見何気ない岩場にも,実はいろんな生き物が暮らしているのですね. 


往路では渡れた道が,復路では水没しているのはよくあること.

皆さん長靴に水をたっぷり湛えて帰りましたとさ(笑) 


続く.

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