瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Sep 10, 2014

公開臨海実習「発展生物学実習」(+京都大学臨海実習第二部)⑤


軟体動物の解剖です! 


まずは番所崎で貝(二枚貝はダメ!)を採る! 


水族館の取水口でも採る! 


なぜなら,今回の目的は,貝類の歯舌の観察だからです.

巻貝の体内にある歯舌をとりだすため, 


肉抜きという技術を使います. 


要するに茹でて軟体部だけを殻から取り出すのですが,

実はこれが,形態観察,DNA解析の両方を行う上で優れた方法なのです. 


以前も紹介したマツバガイ(カサガイ)の軟体部. 


これは何かといいますと... 


コチラ!タツナミガイは体内に歯舌がないなあと思っていたら, 


こんな風に唇みたいになっていた構造が,

実は歯舌に相当するようで,

これを取り出して観察してみると,ちゃんと歯舌状のザラザラ構造がみられました. 


取り出した歯舌を,電子顕微鏡で観察. 


この日はかなり遅くまで観察を続けたようです. 


お疲れ様でした!

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