瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Apr 8, 2014

祝! 岡西政典さん 論説出版

posted by AA

教育拠点研究員の岡西政典さんが、論説を出版されました。おめでとうございます!(ご報告が、少し遅くなってしまいました)

岡西政典. 2013. 西太平洋海域におけるツルクモヒトデ目の系統と分類. "Taxonomy and phylogeny of the order Euryalida in Western Pacific". [ 第1 0 回日本動物分類学会奨励賞受賞記念論文]. タクサ 日本動物分類学会誌. 35: 1–15.

岡西研究員がこれまでに発見した未記載種と、新種として発表したツルクモヒトデ目

本論説では、これまでに岡西研究員がメインのフィールドとしてきた西太平洋海域におけるツルクモヒトデ目の分類学的研究の成果や、分子系統学的手法を用いた目全体の系統分類の見直しの成果について述べています。

また、若手分類学者の集いに参加してきた経験から、これから若手の分類学者が取りうる研究活動の方向性についても述べています。

現在、岡西研究員は研究の対象をクモヒトデ綱全般に広げて、系統分類学的な研究を更に発展させています。

ちなみに、このタクサ日本動物分類学会誌の、表紙をのぞくすべてのデザインは、瀬戸臨海実験所の朝倉所長の手によるものです。朝倉所長は同誌の編集委員長時代に、このデザインを考案しました。

また表紙と裏表紙は、その業界ではデザインで良く知られたKT Nemotoさんによるものです。この方は、このほかにもアメリカのThe Crustacean Societyが日本甲殻類学会と開催したConferenceのAbstract BookやTシャツのデザインを担当されたり、現在の日本甲殻類学会の和文誌Cancerの表紙のデザイン、またCrustacean Research Special Number "Biology of Anomura II"などのデザインも担当されています。

ついでながら、現在の日本ベントス学会の和文誌である「日本ベントス学会誌」のすべてのページ(表紙は除く)のデザインもまた、朝倉所長の手によるもので、同誌の編集委員長時代に、そのデザインにしました。