瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Mar 8, 2014

海産無脊椎動物分子系統学実習⑤

さてさて、磯観察だけでなく、この日も勿論実験ですよ!


実験前にパシャリ。 


先日のPCRの結果確認です。

標的配列の増幅を確認するための非常に重要な作業ですよ。 


DNAの確認は、ゲル電気泳動法によって行われます。

DNAは負に帯電しているので、水槽の中で電気を流してやれば、正電極に移動していきます。

この時、正電極との間にゲルを用意してやると、ゲルの網目構造の中をDNA断片が移動していきます。

これを電気泳動といいます。

長い断片は網目をくぐりにくく、短い断片はくぐりやすいため、

断片の長さによって、同時間電気泳動した場合のゲルの場所に差が出てきます。

この差を利用してDNAの断片長を測るのです。 


ゲルに穿いた穴の中にDNAを入れる前の準備作業。

パラフィンの上でDNAと、泳動バッファーを混ぜます。 


そしてゲルにアプライ!

集中力を要する作業です。 


元帥の指示を仰ぎ、各自ゲルアプライに挑戦中! 


電気泳動槽のスイッチ・オン!


結果確認です!

うまくいっていれば、ゲルにDNAのバンドが映ります。 


結果は上々でした! 


これでシーケンス外注ができます! 


分子実験秘密道具その③、ピペットマン

数μの実験試薬を混ぜあわせるには、これが無いと始まりません。 


最終日のプレゼンに備え、この日も遅くまで準備に勤しんでいました。

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