瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Mar 8, 2014

海産無脊椎動物分子系統学実習⑨

座学もたくさん行われましたよ!

私も講義を行いました。 


「テヅルモヅルの分子系統」 


私の専門のテヅルモヅルの分子系統解析と、

ちょこっと腕の分岐の進化についての話をしました。 


宮崎先生のお話

「コスモポリタン種(?)フタツメイソウミグモの系統、分類、進化に関する話題」 


今回の実習の研究対象であり、

今年卒業したもっちーが専門にしていたフタツメイソウミグモについて、

愛弟子の研究成果も踏まえて熱く語ってくださいました。 


久保田先生はベニクラゲについて語ってくださいました。

「不死のベニクラゲと早死のカイヤドリヒドラクラゲの分子系統と形態の関連」 


あまり知らなかったのですが、ベニクラゲの遺伝子情報ってそれなりに蓄積されているんですね。

ウェブ上の情報だけでも面白い系統樹がかけたそうですよ。 


朝倉先生の話題

「海洋生物にとって種とは何か?」 


種概念という、生物学の根幹にありながら、

未だに解決されれていない大問題について、

問題提起も含めつつわかりやすく解説してくださいました。 


大和先生の「田辺湾の動物相の変遷」 


田辺湾は瀬戸臨海実験所でも創立からずっと調査されていて、

長期間にわたる調査データが蓄積されています。

この田辺湾の研究の歴史や、環境の変化と生物相の変遷の歴史についてをお話いただきました。 


この日は座学づくしでしたが、実習生たちは真面目に取り組んでくれましたので、

ご褒美(?)の温泉です! 


しっかり疲れを癒して、明日もまた頑張りましょう!

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