瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Mar 22, 2014

藻類の系統と進化⑥

ついに最後の野外実習です! 


この日の作業は、海藻の組成比較です。

各班で二つのタイドプールを決めてもらい、海藻の分布を調べ、比較します。

ポイントになるのはタイドプールの選び方です。 


水深、面積、低質、海岸からの距離、高さなどの条件のうち、一つの条件だけが異なるように

タイドプールを選定することで、その条件が海藻の分布に及ぼす影響を考察してもらいます。 

タイドプールを決めたら、まずは水をバケツで掻き出します!

ある程度の深さに生えている海藻も観察するためです。 


しかしこの日は強風でした!

掻き出した水が、風にあおられてすぐに霧状に!! 


本当に過酷な作業でした(経験者談) 


水がなくなったタイドプール内の海藻の分布を調査中。 


水平分布だけでなく、垂直分布も調べます。

実に骨の折れる作業です。 


みんなヘトヘトかと思いきや…? 


まだポージングする余裕が!!

強風も、彼らにとっては演出の一部にすぎないようです。 


穴の見えない円月島をバックに、この余裕っぷり。

とある特戦隊も真っ青ですね! 


実習室に戻って、結果発表会です。 


今回は、多くの班が水深に着目していました。

光合成を行う植物にとっては、やはり数10cmといえども、

水深は大きく分布に影響するようです。 


紅藻、褐藻、緑藻である程度垂直分布に差が見られました。 


とはいえ、そう簡単に傾向が出ないのもフィールドワークの妙。

みなさん、それぞれの結果に全身全霊で考察を加えてくれました。 


発表会終盤。

とある鋭い指摘が。 


あ!May 21て!!

※3月に行われた実習です。 


この班は文字のデザインにこだわってくれましたが、

最後の詰めが甘かったようです。 


無事発表終了。

このあとはいよいよ打ち上げです! 


最終話へ続く。 


※タイドプールの水は、スタッフによってもとの水位に戻されました!

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