瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Jul 4, 2013

ヤンチナドレッジ調査[軟体動物編]


「中野先生、行きますか?」、「ううん、やめとく」

「せんせー、明日はドレッジですよ」、「あ、そうなの?」

「中野さん、月曜日は時間ありますか?」、「いや、教員会議があるから」

と、断り続けたドレッジですが、なんだかべた凪で、しかも大成功みたいでした。。。前回がしんどかったからね~(汗)

教員会議が終わって、実習室に顔を出してみると、みんなでわいわいソーティング中。とってもアウェイな空気の中、頑張って覗きに行きました。


大きめの白い二枚貝3つは、オトヒメザルガイです。図鑑で鑑定しながら、ある人の言葉を思い出しました。「巻いてないと貝じゃない」。そう、貝の中でも巻貝の方が人気は上で、二枚貝に興味のある人は少数派なのです。オールマイティな人はなかなかいません。私も巻貝派なので、二枚貝の鑑定はなかなかできませんでした。

右上で体をちょっと出しているのが、ヒカリシタダミです。これはキサゴの仲間です。キサゴの類は潮干狩りなどしているとたまに顔を出すので、知っている人も多いでしょう。この仲間は足を活発に動かして結構動き回り、オヨギシタダミという泳げる種類もいるぐらいです。

ちなみに、瀬戸臨海には昔、波部忠重先生という偉大な貝類学者がおられ、ドレッジをされまくっていたそうです。

夏には東京から貝屋(貝が大好きな人の総称)が乗り込んでくる予定です!
posted by Tomo