瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Dec 7, 2012

生物教育について熱く語った…かもしれない

12月6日に「無脊椎動物学」の講義で京都に行ってきたのですが、その時に知り合いの教育関係者2人と飲む機会がありました。

一人の方が、いきなり奇妙なモノを取り出しまして「これ、なーんだ?」

徐々にスライドしていくと…。
何と、私のメインの研究対象である「アサリに内部寄生するカイヤドリウミグモ」のアップリケでした。

ウミグモの複雑な外形が、うまく刺繍で表現されたなかなかの力作です。
カイヤドリウミグモの他にも、クマムシ、ベニクラゲ、アマミノクロウサギが登場しました。どれも相当な完成度です。








これらの作品をまじまじと眺めるお二人のうち、制作者は向かって左側に座る大阪・豊中高校の上久保先生です。ここ数年、1月に臨海実習で来ているので、瀬戸臨海のメンバーにはおなじみです。実は彼女、筑波大の生物の出で、私の遠い後輩にあたります。

右側の方は、能開センターで有名なワオ・コーポレーションにお勤めの宮地さん。実は彼女も筑波の生物の出で、所属研究室から言うと、私のほぼ直系の遠い遠い後輩にあたります。修士を出たての、社会人一年生です。彼女の学生時代の研究はムカデの卵形成に関するもので、ムカデの卵が卵巣のどこで成長するのかという長年の謎を、光顕と電顕の連続切片を使った丁寧な観察で解き明かしてくれました。
 
その後は表題通り、生物教育に関する熱い議論が交わされたはずなのですが…。あんまり中身を覚えておりません。嬉しいことに、お二人とも大の日本酒党で、日本酒に関する知識と経験と愛情は相当なものでした。中身を覚えていない一番の原因は、ここにあります。

ちなみにお店は、地下鉄西梅田駅近くの「ごはんや一芯」という所です。日本酒の揃えはなかなかで、私も初めて飲む銘柄がいくつかありましたが、上久保先生は全て通過済みでした…。

まあこんな感じです(手酌ですみません)。

大学の同輩・後輩で、関西圏で教育関係の職に就いているのは他にもいるので、今後もいろんな場所・いろんなメンバーで同様の機会を持ちたいと考えています。

アップリケは、今度の1月の実習の時に改良版を持ってきてくれるとのこと、とても楽しみです。

posted by KM