瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Oct 25, 2012

日本造礁サンゴ分類研究会@串本に参加

  

日本造礁サンゴ分類研究会JSCT(Japanese Society for Coral Taxonomy)の第5回研究会が串本海中公園で開催され参加してきました。

近年の水温上昇や環境変化に伴い、サンゴ群集組成の変化が進行しており、このような変化を捉えるべく各海域でのデータ収集、発信が急務となっています。

しかし造礁サンゴの分類には多くの問題が残され、国内の研究者間でコンセンサスがないまま個人的に解釈された種名が用いられ、サンゴ群集の統一した理解を困難にしています。

日本造礁サンゴ分類研究会はコンセンサスを確立すると共に成果として日本各地のサンゴ相目録を作成し、国内のサンゴ群集の分布知見の集積に寄与する事を目的として2008年に設立されました。

今回は野外潜水調査の日も海況に恵まれ、メンバー各自が準備し発表された座学も毎晩12時を過ぎるまで盛り上がり議論されました。
内容も濃く非常に有意義で、研究へのモチベーションも高まった4日間でした。

メンバーは私が生まれる前からサンゴ礁フィールド調査をされてきた方々も多く、毎回すごい武勇伝や昔の元気なサンゴ礁の様子を拝聴するのも私にとってはもう1つの楽しみです。

 Posted by Yuna