瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Apr 18, 2019

祝! 山守瑠奈さん 英語口頭発表賞受賞!

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瀬戸臨海実験所をフィールドワークの拠点の一つとして活躍されている京都大学人間・環境学研究科の大学院生の山守瑠奈さんが、第66回日本生態学会大会(神戸国際会議場
 2019年 3月15日〜19日)で、英語口頭発表賞Evolution部門にて、Excellent Awardを受賞されました。おめでとうございます!

Loss of shell coiling: adaptation to wave-swept rock surfaces and symbiotic life in sea urchin pits
Luna YAMAMORI, Makoto KATO(Kyoto Univ.)

この賞について(日本生態学会ホームページより)

 英語口頭発表の設立目的は、大会における英語による研究発表を振興し、留学生や国外からの参加者との議論の場をより多く作ることです。同時に、特に若手研究者のコミュニケーション能力と国際的情報発信力を高める機会を増やしたいと考えています。本賞は英語の流暢さなどの言語能力を競うものではありません。応募者には発表の学問的内容と発表技術や姿勢を競っていただき、優れた発表と判断されたものに英語口頭発表賞を授与します。
 応募資格および方法:日本生態学会の会員で、学生(学部、修士課程、博士課程)または2019年3月時点で学位取得後5年以内の若手研究員であること。

山守さんより、この発表の概要を示すスライドからのファイルをお借りしましたので、下記に示します。なおこの論文は、PLos One に出版された内容がもととなっています。
詳細は下記のリンクを参照

山守さんのホームページもまた参照のこと。
















 




Apr 17, 2019

初夏の


瀬戸臨海実験所構内に初夏にいつも咲く紫色の花がたくさん咲いていて美しいです。
名前は良くわかりませんが、セイヨウキランソウ?(セイヨウジュウニヒトエ? アジュガ?)とコバノタツナミソウ(あるいはタツナミソウ?)かと思います。











瀬戸臨海実験所の最新の研究成果、記者発表!

瀬戸臨海実験所の最新の研究成果が記者発表となりました。
著者の皆さん、おめでとうございます!


 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2018/190308_2.html?fbclid=IwAR2evmJg1hkyvPIFzY7ZeSTFuRk2oYDYt5EJugoMvKNCyefcxf94gA9z-HU

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本州初記録の熱帯性種リュウキュウナガウニを発見 -温暖化により熱帯性種が分布域を拡大する可能性-

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2019年03月22日
 中野智之 フィールド科学教育研究センター助教、河村真理子 同研究員、佐藤崇 総合博物館研究員らの研究グループは、和歌山県白浜町において、本州初記録となる熱帯性のリュウキュウナガウニを発見しました。本種は沖縄以南に分布する熱帯性種であり、本州で発見されるのは初めてです。

 本研究グループは、2016年の夏から2017年の夏にかけて、白浜町の海岸で緑色の棘を持つウニを5個体発見しました。紀伊半島が北限であるホンナガウニも緑色の棘を持つことがありますが、ミトコンドリアCOI遺伝子に基づく分子系統解析と骨片の形態観察に基づき、これらの個体はリュウキュウナガウニであることが判明しました。

 発見された個体は8~22mmと小型ではあるものの、2016年から2017年にかけて越冬したと考えられ、海の中の温暖化が進んでいる事を示唆しています。1963年から瀬戸臨海実験所が継続して行なっているウニの個体数調査でもリュウキュウナガウニの報告はなく、今後のモニタリングが重要となってきます。

 本研究成果は、2019年3月8日に、学術誌「日本ベントス学会誌」に掲載されました。